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執筆者の写真松下佳介

福島建築行脚2

はじまりの美術館

こちらは長床より猪苗代湖の北側を東に走り、磐梯山を北に望んだすぐ先に位置します。

お話しを伺ったところ、日本財団が障がい者や一般の方でも展示できる美術館を造ろうという試みから生まれた美術館だそうです。

伺った際は作家さんが地元小学生などと作った作品でしたが、展示替えにより様々なものが展示されるようです。


静岡の秋野不矩美術館を訪れた以来の裸足になる(靴下はきちんと履いてます)美術館

でした。床板は杉のブロック材で展示空間には静岡のナラ材のなぐり床でした。

この感触は味わいながら見る作品はなぜか身体に温かくささってきます。

設計者は竹原義二さんで、私が入りたかった事務所”石井修先生”の事務所出身の方です。

※石井先生の事務所に猛アタックしましたが、結果定員割れせず、先生の目神山の家を見せていただき諦めました。


外壁は土壁と腰壁には杉板張りで夕焼けから陽が沈んだ暗闇に浮かぶ姿も綺麗でした。

雪深い季節も開館されているようで、素敵な空間を体験できてほっこりしました。









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