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執筆者の写真松下佳介

栃木の大谷石

先日、親戚が夏休みでベトナムより帰国し栃木まで遊びに来てくれました。

私自身、大学を卒業して社会人になった頃はまさか栃木に引越すとは思ってもいませんでした。

行きたい所は?という事でいくつか候補をあげたのですが、『大谷資料館!!』という何とも渋いチョイスをした子供たち。


宇都宮からほど西に30分くらいとほど近くに大谷石が採れる石の産地”大谷”があります。

薄緑の美しい色味と加工のし易さがあり、建築材に使われてきた歴史があります。


塀や蔵の壁に多く使われていた材料なのですが、フランクロイドライトが帝国ホテル(日比谷にありましたが、現在は解体され一部は愛知県の明治村に移築されています)に使用した事で一躍有名になりました。

私も玄関の敷石や壁の張り材で使用した事があり、とても美しい材料です。


大谷資料館は昔、採掘場に使われていた内部を体感できる場所になります。

夏場でも地下に入っていくと、とてもひんやり。

上着がいるくらいです。


大谷の周辺にはカフェやパン屋、いちごの専門店などあり、町おこしの一つとなっていました。


半日の工程でしたが、仕事から離れてリフレッシュできたひと時でした。


7月は実施設計と基本設計、公共工事の設計などなど。有難い事に案件が重なっておりとても忙しい月でしたが、8月はより設計密度を上げてゆっくりと設計に向き合える時間にしようと考えております。


動物病院も構造家の方との実施設計が進行中で、チームmt2aの設計もクライアントと共に歩んで続けております。








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