久しぶりの投稿になります。
今回は現場進行中の東京都板橋区のマンションリノベーション現場レポートです。実は現時点では養生もはがされてほぼ竣工の綺麗な状態ですが、あえて少し前の写真を投稿させていただきました。壁や梁は白く見えますが、自然系クロスの下地を張っている状態です。
今回は『プラネットジャパン』さんのプラネットウォールというドイツ漆喰を仕上げとしました。自然素材による漆喰仕上ですので、日常を過ごすのに非常に心地よい環境になります。これは体験されないと説明が難しいですが、クロスで仕上げられた室内空間とはまるで違います。
参考URL
板橋のリノベーションは和モダンスタイルなので、クライアントの要望により腰壁を玄関からリビング、ダイニングまで張り巡らされています。LDKは一室空間として南側に大きくとっていますが、小上りの畳コーナーはご主人のリモートワークスペースに使用する他、来客の際のベッドルームにも変身致します。
いよいよ今週末に竣工撮影を行います。詳しくはHPまたは今後の建築家ポータルサイト『KLASIC』でも掲載させていただく予定です。(時期未定)
築100年以上の民家で育った私には、マンションリノベーションの仕事は何だか店舗の内装をしている様な現場体験でしたが、場所によって様々な住居形態があって、都会であっても木の住まいは諦めなくていい、可能性は大きくある様な気がします。
すでに次の設計にも着手していますが、様々な場所、住まい手と出会える事をこれからも楽しみにしています。
腰窓がある左側がダイニング、右側の1段下がったスペースがリビングになります。
ワークスペースの和室空間、欄間がはめられる予定
畳収納と仕事机、兼ベッドに変身する仕掛けがなされている。
コメント